後ろ足から衰える? シニア犬の足の老化予防とトレーニング

見つめている犬

犬も年齢とともに足腰が弱ってきます。特に、前足に体重をかけて歩いている犬は、あまり使っていない後ろ足から衰えます。
愛犬にはいつまでも元気に自分の足で歩いてほしいですよね。では、寝たきりにならないように足の衰えを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、シニア犬の足の衰えの進行を防ぐためのポイントとトレーニングをご紹介します。

愛犬の動きをチェック

関節が痛んだりすると、しぐさや動きがいつもとちがっていたり、変な癖が付いていたりします。
早期発見により改善できることもあるので、愛犬の動きをチェックしてみましょう。以下のようなしぐさや動きがある場合は要注意です。

・歩くスピードが遅くなった
・お座りの時足を横に流す(横座りする)
・伏せの時後ろ足を崩す
・後ろ足の幅が狭く、内股になっている

足の衰えの進行を防ぐためには?

太りすぎないように体重管理

体重が重いとその分関節に負担がかかり、関節部の痛みや違和感を感じるようになります。
そうすると、今度は散歩など運動を嫌がり体重増加につながる、という悪循環になってしまいます。
普段から体重管理には気を付けましょう。愛犬の体重が気になる場合は、おやつを控えたり主食のフードを低カロリーのものに変えたりましょう。

必要な栄養素をしっかり摂る

近年では、必要な栄養素を簡単に摂取できる高機能な犬用食品やサプリメントなどが売られています。関節ケアに必要な栄養素は、軟骨保護成分であるグルコサミンやコンドロイチン、骨や軟骨を形成するコラーゲン、また炎症を抑える働きがあるオメガ3脂肪酸などです。覚えておきましょう。

環境を整える

フローリングなど滑りやすい床は足に負担をかけます。滑り止めマットを敷くなどしましょう。
また、うつむいて食事をすると首や足に負担がかかるので、器は適度な高さの台に乗せるようにしましょう。

適度な運動で筋力アップ

動けるうちから適度な運動をして筋力をつけておくことが大切です。
いつもの散歩コースには坂道を取り入れると下半身が鍛えられ効果的です。

シニア犬のための筋トレ・ストレッチ

足腰の弱ってきたシニア犬でも家庭でできる簡単な筋トレやストレッチがあるのでご紹介します。

ストレッチ

まずはストレッチをして体をほぐしましょう。
足の指を優しく開いて1本ずつ前後に動かし、これを全部の指に行います。最後に足首全体を前後に倒します。

姿勢のチェック

正しい姿勢でお座りや伏せができていますか? 足が片側に流れていたり、膝が内側に入りすぎたりしていませんか?
正しい姿勢でお座りや伏せをするだけでも全身の筋肉を使うのでトレーニングになります。

体幹を鍛える

4本足で立った姿勢で、対角線の前足と後ろ足を持ち上げ、その姿勢をキープすると体幹が鍛えられます。
また、不安定な場所を歩くことによってバランス感覚が身につくので、クッションをいくつか敷き詰め、その上を歩かせたりしても効果的です。

マッサージ

見つめている犬

最後に優しくマッサージしてあげましょう。筋肉のコリをほぐしてあげると新陳代謝が良くなります。
あまり強く揉んだりせずに、愛犬が気持ちよさそうにしているのを見ながら行いましょう。

シニア犬になると足は衰えてきますが、進行を遅らせるためにできることがあります。
まずは日頃から愛犬の姿勢やしぐさを気にかけるようにしましょう。

また、食事の栄養管理や体重管理に気をつけ、適度な運動をするように心がけましょう。
寝たきりにならないように、筋トレやストレッチを愛犬と楽しみながら行ってみてください。