シニア犬と楽しい暮らしを送るために心得ておきたいこと

見つめている犬

犬は7歳を越えた頃から老化が始まり、何かと準備が必要です。愛犬が年老いたときに快適な暮らしを送れるようにしてあげましょう。
大切な家族ですから、少しでも長く幸せな時間を過ごしてほしいものです。

しかし頑張りすぎてこちらが疲れてしまっては、それはお互いに幸せな時間とは言えません。
そこで今回は、シニア犬と楽しい暮らしを送るための心得とポイントをご紹介します。

老化のサインを見逃さない

・散歩やおもちゃに興味を示さなくなった
・名前を呼んでも反応しない
・寝ていることが多くなった
これらは老化の始まりのサインかもしれません。散歩を喜ばなくなったりするのは、骨や関節、または心臓に問題があるのかもしれません。
おもちゃに興味を示さなくなったり名前に反応しなくなったりするのは、目や耳が悪くなったのかもしれません。
寝ていることが増えたのは、内臓に問題があって疲れやすくなっているのかもしれませんし、認知症の始まりということもあります。

介護は頑張りすぎない

愛犬に介護が必要になったとき、「自分にできることなら何でもしてあげたい」と考える人は多いと思います。
その気持ちは大切ですが、頑張りすぎるのは禁物です。介護は長く続くこともあるので、継続することが大切です。
何でも完璧にこなそうとして疲れてしまい、こちらが落ち込んだりイライラしたりしていると、愛犬は不安に感じます。
周りに相談したり、愛犬と気分転換に散歩に出かけてみたり、元気に楽しみながら毎日を過ごしてください。

シニア犬との暮らしのポイント

食事

人間同様、犬も年を取ると消化能力が低下するので消化の良いものを与えるようにしましょう。また、歯の状況によっては固いものを避けましょう。
ドライフードを与えている場合はお湯でふやかして与えると食べやすくなります。食事を小分けにして回数を増やすのも、消化の負担を減らせるので愛犬に優しいです。

運動

シニア犬になると足腰が弱ったり、意欲が低下したりするので散歩の距離が減ってしまうことがあります。
そんなとき、散歩を控えるのはあまりよくなく、適度な散歩をしたほうが体も心も健康でいられます。
また、犬の五感で最後まで残るのは嗅覚と言われているので、自然の風や草の匂いで脳に刺激を与えると気分転換になります。

歯の健康

シニア犬になると歯石がついて歯槽膿漏(しそうのうろう)にかかりやすくなります。
歯石がひどい時は動物病院に相談して、場合によっては歯石除去を行ってもらうのがいいでしょう。

生活環境

寝ている犬

シニア犬になると今まで登れていたソファや階段に登れなくなります。
ソファには簡単な階段やスロープをつけて手助けしましょう。
階段は転落の恐れがあるので、ガードをつけて入れないようにすると安心です。他には目が悪くなってものにぶつかりやすくなるので、危険なものは片付けておきましょう。
ただし、大きく家具の位置を変えてしまうと戸惑うのでやめましょう。

今までできていたことが少しずつできなくなってくる、そんな愛犬の姿に少し寂しくなったりします。しかし、愛犬たちは私たちが思っている以上に私たちのことが大好きで、私たちの気持ちの変化に敏感です。私たちが寂しそうにしていたら愛犬たちも寂しく思います。
最後まで楽しい毎日が送れるように少しだけ手助けする気持ちでいましょう。
頑張りすぎも良くないので周りの人にも手助けしてもらって、楽しいシニアライフを送りましょう。