犬にもっとも多い病気「皮膚病」 原因別・愛犬のお肌のトラブル

犬にもっとも多い病気「皮膚病」 原因別・愛犬のお肌のトラブル

犬の病気で多いものの1つが「皮膚病」です。
皮膚病の種類は多く、細かく分けると100種類以上もあるとされています。
今回はこの皮膚病について、いくつかの例を挙げて紹介していきます。

細菌性皮膚炎

皮膚に細菌が感染してしまい炎症が起きてしまう症状です。
かゆみや発疹が起きる皮膚病で、悪化すると化膿するケースもあります。

一般的な細菌性皮膚炎でしたら抗生物質を投薬することで改善が見込めますが、この手の炎症は犬がもともと持っているアレルギーから発生しているケースもあるため、場合によってはその基礎疾患を治してから細菌性皮膚炎を治療していくことになります。そういった場合、完治が遅くなるケースが多くなるため注意が必要です。

真菌性皮膚炎

「カビ」のような菌の感染によって発生する皮膚病が真菌性皮膚炎です。
犬が持っている免疫機能でカビの感染を未然に防ぐことができるのですが、免疫力が衰えてしまうと、カビが犬の体に侵入してしまうことがあります。
そうなると医師の診療が必要になり、また治療が長期間になる可能性も出てきます。
免疫機能を維持できるように日頃から免疫力を高められるようなお世話をしてあげることがポイントです。

「ノミ」による炎症

「ノミ」による炎症

ここまでは細菌に関する事例を挙げてきましたが、実は「ノミ」によって皮膚炎を起こしてしまうケースも少なくありません。ノミに噛まれることでアレルギー反応を起こし、皮膚炎に悪化してしまうというケースもあります。

例えば「疥癬症(かいせんしょう)」という皮膚炎を感染することがあります。疥癬症は皮膚炎の中でも強い痒みと炎症を起こすものです。
さらにノミは皮膚炎だけでなく、噛みついた犬に病原菌を感染させる力も持っています。

1匹の犬がノミによる病原菌に感染してしまうと、そこから他の犬や人間にも感染させてしまう危険があるので注意が必要です。
ノミからの感染は油断ならないものですが、現在ではノミ感染を予防する薬もあるため、そういったものを活用してノミから身を守っていきましょう。

犬が皮膚炎になってしまうのを防ぐためのポイントとなるのは、肌を清潔に保ち続けることです。
犬の皮膚には毛がたくさんありますが、肌そのものはとてもデリケートなので、日頃からケアを心がけましょう。
最近では犬用の化粧水が売り出されるなど、肌に関する商品も増えてきているため、こういった商品を取り入れてみるのもお勧めです。
皮膚病の特徴や対処法を正しく理解して、愛犬の肌トラブルをしっかりと守ってあげてください。