愛犬が寝すぎ? 犬の睡眠時間と病気や老化など「眠り過ぎ」4つの理由

寝ている犬

安心して過ごせる生活環境では、犬はよく眠る生き物です。
しかしあまりにも長い時間寝ているときは、特別な理由があるかもしれません。
今回は犬の睡眠についてご紹介します。
まずは犬本来の睡眠時間について理解し、犬が寝すぎてしまう理由について見ていきましょう。

そもそも犬の睡眠時間は半日以上 成犬がよく寝る理由とは?

犬の睡眠時間は、12~15時間ほどとされています。野生環境での犬は、いつ外敵から襲われてもいいように気を張りながら生活しています。
いつでも外敵に立ち向かったり、逃げられるように、日ごろから体を休めているのです。
一日の半分以上を寝て過ごす犬ですが、そのほとんどは浅い眠りのノンレム睡眠であり、深い眠り(レム睡眠)に落ちる時間はわずか20%ほどだということが分かっています。
また、野生環境の犬はより獲物を手に入れられるように夜行性の生活を送っています。
人間と暮らしているため昼間に起きる生活をしていますが、完全に夜行性でなくなったわけではありません。

そのため現在の犬のライフサイクルは、昼・夜どちらもたっぷり睡眠時間をとるようになりました。

愛犬がずっと寝てる! 犬が寝すぎてしまう理由とは?

寝ている犬

半日以上眠ることもある犬ですが、一日中動かなかったり、食事や散歩の時間になっても起きない時は次のような理由を考えてみましょう。

何らかの病気やケガを抱えている

成犬が一日中眠っている場合、病気やケガなど何らかの体調不良から本能的に体を休めているという可能性があります。
野生環境では体調が悪化した時、薬などに頼ることはできません。
このような場合は早めに動物病院で診察を受けるようにしてください。

落ち込んだり精神的ストレスを感じている

病気やケガも見られないのに成犬が眠り込んでいるときは、落ち込んでいたり精神的なストレスを感じている場合があります。
犬とコミュニケーションを取る時間が少ない時期は、犬がふて寝していることがあります。
また、極端に睡眠時間が短い場合は、獣医に相談してみましょう。

老化のサイン

若いころよりも体力が衰える高齢犬の場合は、これよりさらに睡眠時間が伸びることが一般的です。
年を取った犬は成犬期にくらべて元気に遊ぶことも少なくなるため、実際に寝ている時間に加えて、横になってうとうとしている時間も増えてくるでしょう。

子犬の成長のための睡眠

生まれてから間もない子犬も、成犬に比べてよく眠ることが多いです。
犬は生後16週目頃からよく眠るようになり、10か月~18か月頃まで長めの睡眠時間をとります。
子犬がよく眠るようになるのは、住んでいる環境が安心できる場所である証拠です。
何らかの理由がない場合、犬も長く眠り過ぎてしまうと生活リズムに支障が出てしまう場合があります。
決まった時間に食事を与えたり散歩に連れ出すなど、愛犬のコンディションに合わせて睡眠時間を取らせるようにしましょう。